初心者必見!!おすすめのトレードスタイルは?4つのトレードスタイルについて解説

FXを始められたばかりの初心者方の中に、FXの手法ってどんなものがあるのか?どの手法から取り組めばいいのか?
このようなお悩みをお持ちではありませんか?FXで長期的に利益を上げていくには、しっかりと自分に合う手法を見つけて取引する事が大切です。

適当に取引をしていては、大切な資金を失ってしまいます。本記事ではFXの手法とはどのようなものか、初心者の方におすすめの手法などを詳しく解説していますので是非最後まで読んでいって下さい。

トレードスタイルとは?

FXで利益を上げるためには適当に自分の感覚だけで取引するのではなく、勝算のある取引手法を取り入れて取引を行う必要があります。
取引手法は相場の流れを使用するものやローソク足を分析するもの、ニュースやデータを分析するものなど多岐に渡ります。

FXの基本の取引手法

FXには『順張り』『逆張り』の2種類の取引手法があります。

・順張りとは

順張りとは、相場の方向性(トレンド)に沿って売買する取引手法のことです。トレンドフォローとも呼ばれ相場が上昇している時は『買い』、下落している時は『売り』注文をします。
例えば、1ドル=100円だった為替レートが105円、110円と上昇してきているタイミングで買い注文をいれることを順張り取引といいます。

トレンドの波に乗る形でのエントリーになるので初心者でも比較的取り組みやすい手法になりま。
しかし、順張りでは、相場に方向性がなく一定の値幅で推移するレンジ相場や、価格が乱高下する相場では利益が出にくい可能性があるため、レンジ相場を見極める必要があります。

また、予測を誤ってトレンドが切り替わるタイミングで注文を出した場合には、大きな含み損を抱える可能性があります。そのままにしておくと損失が拡大してしまう可能性があるため、損切りのポイントをしっかり決めておくことが重要です。

損切りとは、損失を抱えている状態で決済し、損失を確定させることを指します。注文するタイミングを誤ったときは、損切りをして早めに撤退することが大切です。

逆張りとは

逆張りとは、相場が反転するタイミングを狙って売買する取引手法です。
相場が上昇している時は『売り』、下降している時は『買い』の注文を入れます。

1ドル=100円だった為替レートが、95円、90円と下降してきたタイミングで買い注文を入れるのが逆張りです。

主に逆張りは、長らく続いたトレンドが反転すると予想した時や一定の値幅の中で価格が上下しているレンジ相場で用いられます。

反転を狙った逆張りも順張りの時と同じでしっかりと損切りポイントを決めてトレードしないと大きな損失に繋がりますので注意が必要です。

また、レンジ相場では価格に方向性がなく、利益を出しやすい状況は限られるため、こまめに利確することが大切になります。

利確とは、ある程度利益が出たタイミングで決済し、利益を確定させることを指します。

4つトレードスタイルについて

4つのトレードスタイルは時間の使い方、使われ方が大きく異なります。

短時間で小さくコツコツ取っていくものや、長時間かけて大きな値幅を取りにいくものがあります。

それぞれがどのようなスタイルなのか解説していきます。
短時間で小さくコツコツ取っていくものや、長時間かけて大きな値幅を取りにいくものがあります。

それぞれがどのようなスタイルなのか解説していきます。

1.スキャルピングトレード

1つ目に紹介するトレードスタイルは、『スキャルピングトレード』というトレードスタイルです。スキャルピングは「皮を剥ぐ」という意味があります。

言葉の意味通り、皮のように薄いところを剥いで利益にしていくトレードスタイルで、数pipsや大きくても数10pips程度を狙ってトレードします。

そのためエントリーから決済までの時間も短くて、早ければ数秒、長くて数十分というようなものになります。

トレードをする時間足も1分足や5分足などを使うため、かなりの短期決戦になります。

負けているトレーダーほどスキャルピングのような超短期売買にチャレンジして、トレード回数を増やせば利益も比例的に増えていくというイメージから取り組む人が多いですが、大体の場合失敗します。

スキャルピングの場合は、数pipsを取りにいくやり方なので、スプレッドがかなり影響します。

また負けたら取り返そうという心理が働きやすいので、そのメンタルを切り替えられないままトレードに取り組んでしまいやすいため、初心者には一番おすすめできないやり方です。

2.デイトレード

その日のうちにエントリーから決済まで完結するトレードスタイルを『デイトレード』といいます。

大体15分足でエントリーをするようなものがデイトレードになりやすいです。

スキャルピングに比べるとまだゆったりしていますが、FXを始められたばかりの初心者にはデイトレードでもちょっと厳しいです。

その日のうちにトレードが何度か成立するスタイルというのは、スキャルピングでも書きましたがメンタルがとても重要になります。
連敗が続くと取り返そうとしてルールを順守できないトレードがいくつか出てきたりもするので、そこで負けると更に大きくメンタルが崩れます。

そうなると資金を失うトレードを連発する状態になります。

短期トレードはメンタル面からくるリスクが高いので、最初のうちはもっとゆったりしたところから始めるといいでしょう。

そして技術面とメンタル面が上達してきたら身に付けておきたいスタイルではあります。

3.スイングトレード

数日間から数週間にわたってポジションを持ち続けるスタイルを『スイングトレード』と言います。

初心者に一番取り組んでほしいスタイルはこのスタイルで、プロトレーダーでもスイングトレードでしっかり利益を上げている方もかなり多いです。

トレードチャンスはそんなに多くないですが、難易度で言えばこのスタイルが一番簡単なので、まずはこれから始めてみるのがお勧めです。

トレードをする時間足としては1時間足くらいになります。

スキャルピングやデイトレードに比べても、米雇用統計や各国政策金利などの超重要指標は影響を受けますが、それ以外の指標発表の影響はそこまで大きく受けないので、テクニカル分析に沿ってのトレードが実行しやすいです。

4.ポジショントレード

数週間から数か月にわたるような長期トレードのスタイルを『ポジショントレード』と言います。

このスタイルになるとそんなに相場をチェックしなくてもいいので楽といえば楽ですが、ファンダメンタルの影響も大きく受けます。

ファンダメンタルの影響が大きくなるということは、情報を先に仕入れられる機関投資家が有利ですし、そのファンダメンタルの重要度やどれくらいの期間それが機能しそうなどの判断が難しいので、個人投資家にとっては利益を出すという目的から考えると、スキャルピングの次に難しいと考えています。

個人投資家にとっては客観的にチャートを判断できるテクニカル分析が一番有効だと考えていて、デイトレードかスイングトレードが推奨です。

またトレードチャンスもかなり少ないので、ほとんどの方が取り組めないスタイルだと思います。

勝つためのトレードの取り組み方

推奨するトレードスタイル

まずはスイングトレードで少しゆったりといくべきです。

トレードチャンスはそこまで多くないですが、その分精査できますし、ダマシも小さい時間足のトレードに比べて少なくトレードが出来ます。

そこでしっかり自分の形が出来てからデイトレードに向かう方向性が良いです。

特にサラリーマンなど、チャートを見る時間が限られている方はスイングトレードを推奨します。

よく見れる時間で短期的に売買ということでスキャルピングを考える人が多いですが、相当な技術がいるのでそれこそ張り付いて見れる専業トレーダーで、その中でも技術の高い人でない限りはお勧めできません。

スイングトレードは常に見なくてもトレードできる形を決めておいて、それが出来ればトレードをすればいいのでサラリーマンがなるべく簡単にトレードで勝つのに実現しやすいスタイルになります。

頻繁に見れてトレードチャンスが多くても、勝てないとトレードをするほど資金が減るので、スイングトレードがやはり入り口としていいです。

トレードスタイルについてまとめ

トレードには負の連鎖があり、メンタルが崩壊してルールを守れない状態というのが一番よくありません。負けるとそれを取り返そうとしてルールを守らないトレードを連発し、資金を無くしていきます。

大体の人がそういうのを経験していくので、それ自体が悪いとは思いませんが、繰り返してしまうのは非常にまずい状態です。

そうならないための一つとして、勝てるトレードの入り口としてスイングトレードを推奨しています。

メンタルを引っ張られることもデイトレードなどに比べて少なく、落ち着いて見れるのでまずはここで勝負するのが一般的には良いです。

スキャルピングはまたトレードの種別が違うので、ある程度確立させてから取り組む方がいいでしょう。

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